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Pilates Academy International (PAI)
PAI (Pilates Academy International) は、PMA傘下のピラティスインストラクター養成メソッドです。ピラティスアカデミーインターナショナルは、双子の姉妹であるキャサリンとキンバリー・コープによって、2006年にSTOTT PILATESから独立し、独自のインストラクター養成・教育プログラムを設立しました。ニューヨークを本部とし、今日までに至ります。
PAIは、ピラティス業界において国際基準で最も厳しいと認められるトップメソッドで、現代の解剖学に基づき、安全(怪我のリスクが低い)かつ効果的(心身ともに)のティーチングをクライアントに提供できるインストラクターを育成することを目的としています。


PMAについて
PMA(Pilates Method Alliance)は、ピラティス指導者のための国際的な非営利団体で、業界の基準を確立し、ピラティスの品質と倫理を維持する役割を担っています。1990年代後半に設立され、インストラクターの資格認定や教育の標準化を推進してきました。PMAは、厳格な教育基準と認定試験を通じて、安全かつ効果的な指導を提供できるインストラクターを育成し、継続教育プログラムを通じて最新の知識と技術を維持することを奨励しています。PMA認定インストラクターは、ピラティスコミュニティ内で高い信頼性を持ち、クライアントに対して高品質の指導を提供することができます。
リジュビネートピラティスと
PAIの関係
ここではリジュビネートピラティス代表、PAIマスタートレーナーTAEKOについて皆様にお伝えしたいと思います。
ピラティスとの出会いは2003年。腰痛とお尻の痛み(坐骨神経痛)に悩んでいましたが、私は痛みそっちのけでスタイルが良くなりたい一心でジムワークアウトに励んでいました。
その当時、担当してくださったパーソナルトレーナーさんがウェイトトレーニングにピラティスの要素を取り入れてくださり、体型はもちろんのこと、腰痛もだいぶ改善されました。
その後、2006年・2007年に立て続けに出産。その短い期間に何度も国を跨ぐ転居が重なり、ついに持病が悪化し、幼子を友人に託して救急車で病院に搬送されました。(主人は長期出張中でした。)
自己中心的だった自分の認識が大きく変わり、主人や子供たち、周囲の方々に気苦労をかけないために、私が心身共に強くならなくてはと悟ったのです。
2008年、知人に「ピラティスは基本的にマシンでエクササイズするんだよ。行ってみなよ!絶対今の妙子には必要!」と勧められて、PAI認定東南アジアサテライトスタジオのOptions Pilates(シンガポール)の門戸を叩きました。
担当のKOKO先生は、私の体に何が必要かをロジカルに分かりやすく指導してくださいました。
当時、前職に復職しようか、このまましばらく主婦でいようか悩んでいた頃、ピラティスと並行して続けていたボディメイクのブラジリアントレーナーに「ビジネスパートナーにならないか?」と誘われたのがきっかけで、「ピラティス指導者の勉強をして、痛みを抱えている方からプロのアスリートまでカバーできるインストラクターになりたい。もう長時間のストレスフルな前職を続けながら子育てするのは無理!」と思い、Options Pilatesへ相談したのが私の指導者としてのピラティスジャーニーの始まりです。
近年、韓国アイドルが火付け役となり、日本でもピラティスブームが巻き起こり、知名度が上がって嬉しい限りです。ピラティスインストラクター養成コースをきちんと構成している団体が今も昔も活動し、素晴らしいインストラクターを輩出している中、ブームに乗り、ジョセフ・ピラティスの教えの大部分を端折ってインストラクター認定をしている教育機関が急増しています。
では、良い教育機関か否かはどう判断すればいいのか?と疑問に思う方もいるでしょう。
ずばり、初めの一歩で手にするマニュアル教本の内容の濃さです。
PAIを例に挙げると、リフォーマー初級・中級(Tier1~3)だけでも120の基本動作があり、ここで初めに学んだ解剖学を落とし込んでいきます。コンディションによってはモディフィケーションやプロップスを取り入れることも、50時間のコース内容に含まれており、エクササイズの幅が大きく広がります。
PAIの創設者キャサリン&キンバリー・コープ、Options Pilatesの指導者(元同僚、先輩)、そして私自身も、ピラティスで伝承されているものを守りつつ、クライアントがストレスフルな現代社会において楽しみながら(心)、最高の効果(体)を得られる指導をすることをモットーとしています。
お会いした事はありませんが、発明者ジョセフ・ピラティスもそんな思いを抱きながら、膨大なメソッドを生涯かけて作り上げたのではないかと、思いを馳せるばかりです。
私たちの知識と知恵を使って、リハビリからアスリートまで多くの人々の心身のコンディションを改善・向上し、今より幸せになってもらう。それがピラティスインストラクターとして得られる喜びです。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
共に同じ目的を持つ同志として感謝の意を込めて。
Re-Juvenate Pilates代表
Pilates Academy International マスタートレーナー ファーシング妙子
